大学は学生に何ができるか

同名のタイトルの本を読んで、考えた。
大学が学生にできることは何か?

場所と環境を準備することだろうか?

学生自身が今いる場所と環境を出発点に何が出来るかを考えて行動する気付きが得られて行動を始めたときのサポートをしていくことは必要なことだと考えている。

難しいことは、「気付き」の部分をどうするかだ。火種を与えればドカーンと爆発するように気づく学生もいる。無視する学生もいる。逃げる学生もいる。これらのどれも、学生の意識が入っているからまだいい。一番困るのは、その場にいてるという自らの存在があたかも無いようにふるまう学生だ。吹けば周りの空気の中に拡散して飛んでいってしまうような存在感を出している、あたかも自分の意識を持ち合わせていないような学生もいる。そういう学生に対処する術を僕は持っていない。