リフォームしてます。

事務所となる部屋がある中古の家を購入。只今、自分の手でリフォーム中。階段の多い、決してバリアフリー住宅と呼べない家だが、自分の手でリフォームを進めている間に、自分の足で歩けるのだから、適度な段差があっても良いじゃないかとも感じている。特に子供達は家中あちこちにある段差を椅子のように利用している。1歳5か月になる娘は、それぞれの段で1度躓いたりして怖い目に遭ってから、気を付けて段差を越えるようになった。子供達は段差を上手に遊びの中で、生活の中で利用している。快適と言われる段差のない新しい住宅で暮らしている子供がうちの家に来たらどうなるか、楽しみだ。
先日、産まれて初めて壁紙を貼った。ある大きさまでは楽しく貼れるのだが、ある大きさを越えると壁紙を扱いづらくなって思い通りに貼れない事がわかった。次回張り替えるときが有れば、大きな壁紙をどう扱えば上手く貼れるか考えてやってみよう。

友人に教えてもらって、木の柱のアク取りも行った。専用の洗剤を利用して柱をごしごしこすると、結構汚れが取れて驚いた。柱から汚れを取れば見た目に綺麗になった。黙っていたらわからない人にはわからないだろうが、気のつく人には、部屋の中が明るく綺麗になった印象を与えられるはずだ。

ドイツで暮らしていたときに引越の際に住居を綺麗にする方法として学んだことも役にだっている。
化粧板などは洗剤を含ませたぞうきんで綺麗にふき掃除をすると、結構綺麗になる。頑固についた汚れなどは、少しゆるめに絞ったぞうきんを汚れの上に置いてしばらく待てば、楽に汚れを落とせた。
蛇口など水物周りは、スポンジのようなメラミン(?)を使えば洗剤無しで綺麗に汚れを落として、ピカピカにできる。
壁は固く絞ったぞうきんで拭くと、壁に付いたホコリなどを落とせて、壁面での光の反射が増えるので部屋が明るくなる。

近日中に、漆喰を壁に塗る。今日はその下準備を行った。シーラーと呼ばれるものを壁の上に塗ったのだが、結構面白い。ただ、シーラーを塗る前にマスキングをしたのだが、それがとてもとても面倒くさく感じた。漆喰の厚みを考えて壁から少し離してマスキングを行ったのだ。ピッタリ角に合わせてマスキングするのは楽だが、少し離してというところが手間がかかる。それも楽しみのうちではあるのだが、本当に手間がかかった。漆喰を塗るのは、実は別の部屋に珪藻土を塗るための練習である。まずは漆喰でコツを掴んでおいて、珪藻土塗りを楽しくしようというのが次なる狙いだ。

この1週間ほど毎日リフォームのために身体を動かしているせいか、筋肉が身体に戻ってきたようで、筋力アップ、体力アップしたように感じている。おまけに、体重も減っている。家の内部は徐々に綺麗になって行くし、体も動かして、健康に痩せていける状況って、とても恵まれている。少々の失敗には目をつぶって、自らの手でリフォームをしていくことにして良かった。家について詳しい友人が助けてくれているおかげで、より楽しいリフォームをエンジョイできていることにも感謝している。この面白さは、僕が若い頃にプログラムを書くのが面白かった頃の面白さと似ている。

今後、台所の壁や天井を塗るのも楽しそうだ。こちらのマスキングは角に合わせて行えばいいので楽ちんだし。

週に1度か2度しかコンピュータに触れることがない生活をしていて、こういう暮らし方もあるんだなと考えるようになった。実際、ここまで書いて手首が痛いのだ。プロジェクト関連のプログラムを書き進めていかなければ行けない。リフォームの方がちょいと進めば流れがわかって、時間の配分が見えてくるだろう。事務所で仕事できる日がいつになるか、楽しみでもある。