昨晩は、睡魔と戦いながら時間に間に合うようにすべきことを行った。体がヘロヘロだった。朝起きると、身体が楽になっている。気分一新して、5月末までに行う予定のことをやっていこう。
手を抜くことなく、やっておくべきことはやりつつも効率を上げる方法を考えよう。

理解力が低い学生の共通点のひとつで、黒板に書かれたことを間違って写すことがあるが、昨日、その例に当たった。実験報告書の中の考察部分の計算を行うことについてだ。よく間違えているパターンが、単位を揃えずに計算することだ。メートルで書かれた長さとミリメートルで書かれた長さを、その数値だけをさっと数式に代入して計算するパターン。そのさらに上を行く間違いに昨日は出会った。工学では10の3乗というふうに零の並びを減らして見やすくするために、指数を使って数値を表現することがある。強者は、10の3乗を103と書いていた。今行っていることの意味を考えておればこのようなミスがないのだろうけれど、数字の意味を考えず、目の前に見えているのが数字の並びとしてしか認識していないのかも知れない。

光の速度が3x108(百八)m/sと書いていた学生、間違えていることに感覚的におかしいことに気づけないところが、僕には理解しがたい。彼にとっては、新幹線、リニアモーターカー、スポーツカーなどにのると光速に近い移動が可能になるのだろうか…ある意味で、うらやましい。