体がチョビット軽くなった感じがするので、今のうちに進めることを進めていく。

ひょうんなことから、平成21年度就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験問題にお目にかかった。どのくらい解けるかとドキドキしながら問題を見ていくと、丸覚えで答えられる問題が減っていることに気がついた。情報を少し整理して答える問題が多かった。逆に言うと、本当に基礎的な知識が身に付いているかどうかを確認できない。そこで、考えた。どうすれば、基本的な抑えるべき点をおさえているかを確認しつつ、応用力があるかも確認できる試験問題を作成できるか?
僕が作成してきた試験問題は、基礎的な知識があるかどうかを確認する問題、基礎的な知識のもっとも簡単な使い方がわかっているかどうかを確認する問題、応用力があるかどうかを確認する問題にわけていた。知識として知っていることと、その知識を使って何かが出来ることは別のことだと僕は考えているからだ。
今朝の新聞で講義に出席はするけれども、そこで学ぼうという意志のない学生が多いことは、今後の社会問題に発展していくのではないかと危惧している。会社の自分の職場に身体を運んでくるけれど、そこで仕事はしないという、ニュータイプが増えていく可能性があるからだ。
将来、日本の国力が低下してしまうことが予想されている。その時、どのようにして国として維持していこうかという手だてが準備されているのだろうか?
食糧自給率が低いし、いろんなものの製造も国外に頼っている。労働可能人口の割合も減っていく。モノの輸入が出来なくなったとき、この国はどうなるのだろうか?